長い記事になってしまいますので、興味のある方、お暇な方だけ読んで下さいませ。
先日の記事で、解約したはずのauから謎の1011円の請求が来ていて、その正体が夫がスマホを購入した時に「マモリーノ3」という子供用携帯を同時契約していたものだった、と書きました。
https://rougohasan.com/chiritsumosyuppisakugen
さっそく後日、本人に機械を持ってauショップへ行かせ、解約の手続きを。
9月中に解約できないとまた10月分の余計な1011円が発生しちゃうのかな?日割り計算なんてしてくれないよな?…なんてのん気に考えていたのですが、ついて行ったauショップで店員のお姉さんから衝撃の一言が!
この記事の目次
「契約解除料10260円がかかります」
「えっ!?」
子供をauショップ内のキッズコーナーで遊ばせていた私の耳に、夫の接客中カウンターの方からビックリ発言が飛び込んできました…。
キッズコーナーからほど近いカウンターだったため、子供を一瞬放置(すぐ近くで視界には入っているので問題ない)し、夫が接客中のカウンターへ行く私。
なんでも夫が既にMNP転出したスマホだけではなく、同時購入したマモリーノ3にも2年縛りというものがあって、今解約するには解約金(契約解除料)がかかってしまうとのことでした。
10月の利用料がかかってしまうのは覚悟していましたが、まさか解約金がかかってしまうとは…考えてもいませんでした…(泣)
auのお姉さんに軽くごねてみましたが、「こういう契約ですのでかかってしまいます…」と相手にされず。
仕方なく夫は解約書類にサインをしてしまいました…。
マモリーノ3契約の経緯
夫が2014年6月or7月頃にスマホ本体を購入した時、スマホだと無料通話がつかないので、子供用携帯のマモリーノ3も同時に契約し、マモリーノの無料通話分をスマホに分け合って使うとお得、みたいにauショップの店員に勧められたそう。
マモリーノの機種代金はかからないとかで、お得になるならまあいっか、ぐらいのノリで夫は契約。
でもこれってネットで調べると、お店が契約台数を増やすために上手いこと言って2台契約するように持ちかけてるようなのです。
夫よ、まんまとひっかかったな…。
今回解約金がかかったこと等を考えると、マモリーノ3を契約して本当にお得だったのかは謎です。
通話料を分け合ったお得分と、今回の解約金を差し引いて、お得分が勝っていればいいのですが、調べるのも大変なので諦めます…。
納得いかず消費生活センターへ相談してみる
私としては、「MNP転出=au完全解約」という意識でいたのに、もう1台ある契約のことに触れてもくれず、更新月が近付いていることを知らせてもくれず、解約金だけはしっかり取るなんて詐欺だ!と納得がいかなかったので、後日消費生活センター(国民生活センター)へ電話して相談してみました。
(夫はこういうの面倒なタイプなので、お金払って済むならもういいじゃん…というタイプなのであまり気にしていませんでしたが。。。)
論点としては、
4月にMNP転出するためauに連絡した時に、もう1台の契約が残っていることを教えてもらえなかったのに解約金は払わないといけないのか
→契約する時は上手いこと言って同時契約させたのに、解約は一回線ごとバラバラ、客の方で契約状況を把握してろというのは酷くないか?
もう一台の契約があることを告げるのは義務ではないのか?
更新月は解約金に関わってくる大事な月なのに、何も通知されないのはおかしくないか
→運転免許だって銀行の定期預金だってハガキで通知が来るのに、なぜ携帯会社は来ないのか?
という点です。
地域の消費生活センターへ相談
消費生活センターのページを見てみると、局番なしの「188(いやや!)」にかけると近くの消費生活相談窓口を案内してくれる、と書いてあります。
でもこの番号にかけるとナビダイヤル(「○○秒ごとに、およそ○○円」というやつ)で通話料がけっこう高くつくらしく、携帯電話会社の通話料定額サービス等でも、別途ナビダイヤル通話料がかかってしまうとのこと。
IP電話からも188へはかけられない、ということで私はページ下部に書いてある都道府県別の消費生活センター一覧から自分の地区の消費センターを探し、そこへ電話してみました。
相談は数十分に及ぶことがありますので、電話代が気になる方はIP電話から自分の住んでいる地区の消費センター宛てに電話をすることをおすすめします。
ちなみに私の相談通話時間は32分ぐらいかかりました。
050プラスのおかげで通話料は100円ちょっとでしたが、ナビダイヤルにかけていたらいくらとられていたか…ゾゾゾッ。
相談した結論
一から状況を話すのは大変でしたが、相談員の方も一生懸命聞いて下さりました。
結論としては、今回は解約金を払うことは免れられないのでは?ということに。
2014年に夫がスマホ&マモリーノ3を契約した時、2台持ちにするつもりでマモリーノも契約したという認識がある
夫はauサポートアプリやマイページなんかで料金の確認をほとんどしていなかった(料金確認していれば、マモリーノの存在もある程度覚えていたのではないか?)
更新月を事前に知らせるという点については、これからは事前に通知することを義務つけていくよう行政が指導してるが、auが既に対応してくれているかは不明
家庭によっては夫名義で家族分の携帯数台を契約しているところもあり、この回線だけを解約したい、という可能性もあるので、解約=全回線の解約という意味にはならない。
MNP転出でauに電話して予約番号をとる時に、auの人がもう1台の契約をどうするか?と聞かなかった点に関しては、聞いてくれた方が親切ではあるけれど、それはサービスであって必ずしも聞いてこなくてもauに非があるわけではない、説明不足な感じはするけれどau側がウソをついたわけでもない
マモリーノの解約に行った時、夫はサインをしてしまった(追認=権利を持つ人が過去にさかのぼってその事実を認めたことになってしまう)
このような点が挙げられました。
むむむむむ…こう理論的に言われてしまうと納得せざるを得ません。
これらの点を指摘された上で、解約金を払わないことはかなり難しくなりますが、それでも納得いかないのであればauに対し理論の通った手紙を書いて戦うこともできます、とのこと。
いやいやさすがに…もういいっす。これだけ挙げられれば自分の中で納得がいったので戦うつ気にもなりません。
丁寧に相談に乗って下さった相談員の女性の方、ありがとうございました。
auお問い合わせ窓口にも連絡
解約金の支払いは免れないとは分かったものの、最後にau側にもちょっと聞きたいことがあったので、お問い合わせ窓口に電話してみました。
2台持ちということで契約したのに、MNP転出時に1台しか解約できなかったことについて簡単に話し、
私「スマホを解約した時に、もう一つ契約があることって分からないんですか?」と聞くと
au「電話番号から情報を引っ張ってくることになりますので、言われていないものに関しては特別お調べしないことになっています」とのことでした。
私は契約者名で情報を引っ張ってくると思っていたので、夫の名義で何回線契約がある、とか簡単に分かるものだと思っていました。
それから、更新月のお知らせに関しては、auでは既に全回線に事前に通知するようにしている、とのことでした。
メール(携帯番号宛てメール)かハガキでの通知になり、今回のマモリーノのように電源が入っていない携帯はメールが届かないのが分かるので、そういう場合はハガキで通知しているそうです。
妻が日頃から気を付けるべきだった点
夫がスマホを契約したら、どんな契約をしたか確認する、契約書類があるならきちんと保管しておくこと
→ほんと夫ってやつは知らんところで何を契約してくるか分からない生き物です…。
と言いつつ自分もこうやってブログ運営するのにサーバー台月1000円かかっているのは夫にまだ内緒なんですけどね(笑)
スマホ代の請求明細は時々チェックさせてもらう
→我が夫は封書で来てもweb明細であっても基本ほとんど見ないタイプの人間です。
封書で来れば勝手に開封してチェックすることもできたのですが、今はweb明細が基本。
明細見たいからスマホ見せて…と気が引けて言わなかったのがいけませんでした。(ただでさえスマホ代が高いだの日頃からぐちぐち言ってたのでちょっと申し訳ない気持ちもあって…)
でもここは遠慮せず、明細をチェックし、請求の内訳をきちんと把握しておくべきでしたね。。。
郵便ポストのチェック
→auはハガキでマモリーノの更新月のハガキを送ったと言い張るのですが、私はそれを見た覚えがありません。
封書であれば「もうauなんて用ないさ」と未開封のままポイもあったかもしれませんが、ハガキならさすがに内容パッとチェックできるし、見ないままポイってことはないはずなのですが…。
auめ、本当にハガキ送ってくれたんかいな?(ジロ…疑いの目)
まとめ
完全にauを撤退したいのであれば、解約時、その名義で他に契約している回線はないかを必ず確認するべきでした。
きちんとマモリーノの存在を把握していて、更新月に合わせて解約すれば数千円は損をしないで済みました。
といっても金額の問題ではなくて、やり方が汚い…という点がイラッとしたんですけどね。
高いauとはもうおさらばじゃ!のつもりで完全解約したつもりが、まさかもう1台契約が残っていて、それにまで解約金がかかってしまうとは…ショックでしたね。
他にも、auからMNP転出で他社へ乗り換えるときの注意点はたくさんあると思います
「au MNP 注意点」などで検索するといろいろ情報が出てきますので、MNP前や解約前にはざっと読んでおくといいと思います。
H28年度の住民税が非課税レベルの貧乏な我が家から、10260円もの大金を二重にとっていくとは…。(今年は夫がきちんと働いているので、来年度分の住民税はちゃんとかかってきます)
なんだかクレーマーみたいな記事になってしまいましたね。
お目汚し失礼致しました。
今度こそauとはおさらばじゃ!
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