自身の入院をきっかけに保険の見直しをあらためて考えてみた

切迫早産で入院中の管理人、花子です。

12月半ばから入院していましたが、先日、ついに12月分の入院代、請求来ましたよ!

 

15日間の入院で、11万弱!

もっとするかと思っていたので正直ホッとしました。

 

ほとんどの項目で保険がきいたので、高額療養費の84000円ちょっとと、自費の検査が一回7500円、あとは自費の食事代が1食360円×回数、食堂食事加算というのが2500円かかっただけで、支払額は11万弱ですみました。

 

自分で入っている医療保険からも1日5000円の入院給付金が出るので助かります。

でもそろそろ医療保険も見直した方がいいな、と思ったり。

そこで今回は、医療保険や生命保険などについて書いていこうと思います。

 

高額療養費制度に関して

本題の医療保険等の話に入る前に。

有名な話だと思いますが、病院代が高額になったとしても、高額療養費制度という制度があって、一定の限度額を超えた保険診療支払い分は、申請すると後で返ってきます。

が、お金が返ってくるのは申請した3ヶ月後ぐらいとの話…。

一時的に大きな出費が痛いなあ…なんて思っていたら、実は事前に簡単な申請をするだけで、あらかじめ限度額を超えた分を引いて請求してくれる制度があったんですね。

 

限度額適用認定証を使え!

申請方法は思ったより簡単でした。

今ご自分が加入している健康保険のサイトを見ていただくと、「医療費が高額になった時」といったようなリンクがおそらくトップページのどこかにあると思います。

 

例えば協会けんぽさんならコチラ

「高額な医療費を支払ったとき(高額療養費)」「医療費が高額になりそうなとき(限度額適用認定)」とあると思いますので、限度額適用認定の方のリンクへとび、申請書の紙を印刷し、記入して協会けんぽ都道府県支部に郵便で送ります。

 

すると早急に限度額適用認定証を郵送で自宅に送ってくれます。(私は郵送して3日ぐらいで届いたような)

それを入院の会計に提示するだけで、医療費の請求が高額療養費の限度額+食事代程度になるので、本来ウン十万するような入院費も10万円前後になってくれるので、これは使わない手はありませんね。

 

紙一枚、送るだけ!です。

入院中はプリントできる環境にないと思いますので、ご家族の方に協力してもらって申請用紙をゲットして下さいね。

 

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民間の医療保険は必要?

私は民間の医療保険に入っていて、今回1日あたり5000円の入院給付金が出ます。

私の入っている保険は1回の入院あたり60日まで保証ということで、今回の入院、おそらく60~70日の入院になりそうなので、満額の30万円給付されると思います。

 

一方、自分で支払う医療費は、月をまたいで3ヶ月にわたる入院になるので、限度額認定証を使用して、月13万程度×3ヶ月で40万円前後の予定。

これだけ長く入院して実質10万前後の支払いで済むことになるのはかなりありがたや~!と感じますね。

 

でも私の保険、10年間の定期保険で、その間の給付金請求額が○日以内(忘れた)だと無事故お祝い金10万円が出る保険なのですが、今回の長期入院でそのお祝い金が出なくなるのは確実となりました。

となると、月に3300円もする保険料を払い続ける意味ってなくなってしまいます。(お祝い金の分、掛け金が高めになっているため)

だいたい私の年齢(36歳)だと、掛け捨て医療保険は2000円以下ですからね。

 

タイミングを見て今の保険は解約し、安い掛け捨て医療保険に乗り換えようと考えています。

もらい逃げ、ですね、ごめんなさい。

 

医療保険は掛け捨てがいいと思う

私が入っている無事故お祝い金付き保険みたいなのって、いざ入院して給付金を請求する時に、「これを請求したらお祝い金出なくなっちゃうかな」とか、途中で他の保険に替えたくて解約する時「お祝い金の一部は返ってきたりするのかな」等、無駄な心配事が増えてしまいます。

 

保険料もお祝い金分高くなってしまうので、医療保険は掛け捨てがいいのでは、と思います。

 

入院日額は5000円でいいのでは

入院日額(1日あたりの給付金額)は5000円or10000円と選べる保険会社が多いと思いますが、私はここは5000円でいいのでは?と思います。

 

確かに今回のように、実際自分が入院してみると、あ~入院日額10000円にしておけばよかったかな…なんて思った瞬間もありました。

でも、保証を倍にすると保険料も倍近くかかってしまいます。

 

私の年齢・性別で保険料シミュレーションをすると(オリックス生命にて)

◆入院日額5000円→1852円

◆入院日額10000円→3592円

で、その差は月1740円。

年間だと20880円。

 

今回は切迫早産ということで2ヶ月を超える長期入院となってしまいましたが、よほど健康不安がある人でなければこんなに長い入院てそうそうはありませんよね。

健康という面で考えれば30代、40代なんてまだまだ若い年齢ですし。

たくさん保険料を払ったとしても、たいては掛け捨てで終わってしまう気がします。

 

であれば、上記の例であれば掛け金の差額、月1740円は貯金として貯めておいた方が、医療費以外の突発的な支出にも対応できていいと思います。

 

かなりの長期入院になったとしても、過去12ヶ月以内に3回以上高額療養費制度を使った場合、4回目以降は多数該当高額療養費ということで、支払額がさらに半額近くまで下がります。

 

例)我が家の収入でいくと

◆1~3ヶ月目→80100円+α

◆4ヶ月以降→44400円+α

となり、医療費の負担もぐっと軽くなるため、そこまで医療費を心配しなくてもいいのかな、と思います。

 

すでに貯蓄がたっぷりある余裕世帯であれば入院日額10000円の保険でもいいと思いますが、貯蓄があまりない世帯であれば入院日額は5000円にして、その分しっかりと貯金してお金を増やしていきましょう。

 

妊娠・出産期を迎える女性は、女性向け保険を

妊娠・出産て何があるか分かりませんね。

何もトラブルなくあれよあれよと子供をポンポン産めるラッキーな人もいますが、私のように複数回トラブルにみまわれる人間もいます。

 

妊娠・出産がこれからという方は、医療保険は女性向けのものor女性特約を付けるといいと思います。

流産手術、悪阻・切迫流産・切迫早産での入院など、本当に妊娠・出産て何があるか分かりません。

 

女性向け保険だと、そういった妊娠トラブルが女性特有とみなされ、入院給付金に5000円上乗せしてくれるようですね。

保険会社によって、妊娠・出産トラブルのどこまでを女性特有の病気とするかが違ってくるかもしれませんので、保険加入前は保険会社へ確認してみて下さい。

 

保険料も、普通の医療保険と比べそこまで跳ね上がるわけではなさそうですのでぜひ。

流産2回、切迫早産1回の計3回、入院給付金のお世話になった私としては、女性向け保険にしておけばよかった~とちょっと後悔です。

 

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死亡保険はどうする?

これは世帯構成によって変わってくるみたいですね。

私は家計診断とか見るの好きで、AllAboutマネーのマネープランクリニックでいろんな家の家計診断をよく見るのですが、よそのお宅の加入保険に対するFPのアドバイスがけっこう勉強になります。

 

マネープランクリニックでは、特にFPの深野康彦先生が好きなんですよね、何となくなんですが。

深野先生の家計診断の保険に関するアドバイスを見ているとだんだん分かってきました。

 

すでに貯蓄があるなら終身保険でも

一生涯続く保障、何歳で死んでも必ず設定してた保険金額がもらえる終身保険は、月々の掛け金が高くなるため、今の時点で十分に貯蓄のない家庭には向かない。

これはすでに十分貯蓄がある家庭が、死亡保障も兼ねた新たな貯蓄手段として活用すると良い、ということらしいです。

 

貯蓄が100万もないようなギリギリ家庭は、くれぐれも終身保険に入らず、安い死亡保険に切り替え、浮いた分のお金をしっかり貯蓄するべし、です。

 

貯蓄のない人は定期保険or収入保障保険がいい

◆定期保険…独身の人など、自分の死後、経済的に誰かを養う必要がない場合葬式代+αという意味合いで、定期保険でいいでしょう。

 

保険期間中、いつ死んでも設定した保険金額(ウン百万単位~)がもらえて、若いうちは定期保険は掛け金が安いので、その分しっかり貯蓄に回すべし!

ただし、更新するたびにけっこう保険金額が上がっていくので若くない人には向かないと思います。

 

◆収入保障保険…子供がいる家庭、特にまだ小さい子供がいる家庭に最適

子供が成人するまでと考えると大きな保障が必要になるが、収入保障保険であれば、定期保険より安い掛け金で、万一の時はお給料のように毎月年金を受け取れることができます。

掛け金を押さえつつ、大きな保障を受けられるということで、我が家も定期保険→収入保障保険へ変更を検討しています。

参考:オリックス生命 収入保障保険「Keep」

 

死亡保険選びのポイント

◆現在の貯蓄額

◆家族構成

この2つが重要ポイントだと思います。

特に現在の貯蓄額は重要!

 

最低限必要な貯蓄額

最低限の貯蓄額は、生活費の3ヶ月分とか、半年分とか、いろいろな考えがあると思いますが、私的には、家族構成に関わらず「100万円」。

子供のいる家庭であれば「300万円」はないと心配だと思います。

できれば家族構成にかかわらず300万程度は貯蓄があった方がいいでしょう。

 

FP深野先生のマネープランを見ていても、だいたい貯蓄300万に達していないような家庭には、終身保険→掛け捨ての定期or収入保障保険に切り替えるようにアドバイスしています。

 

終身保険を貯蓄代わりにするという考えも悪くはありませんが、やはり何かあった時に一番役に立つのは流動性の高い普通預金、定期預金ですよね!

 

我が家の保険見直しについて

あらためて保険の見直しを検討しています。

【夫】
◆医療保険…終身保障、終身払い→60歳払い済みにする!?
◆定期死亡保険→子供が成人するまでの20年間、受け取り額月10~15万円程度の収入保障保険に切り替え

【妻】
◆医療保険…10年定期→終身保障、60歳払い済みにする!?
◆受け取り額月5~10万円程度の収入保障保険に新規加入

これに加え、貯蓄代わりの終身保険に私が入ろうかどうか、も現在検討中。

月々の貯金もそろそろただ貯めるのではなく、運用等で増やす方向か、保険でいざという時に備えながら貯めていくのがいいかな、と思うようになりまして。

 

終身保険に入るのがいいか、今年から主婦でも始められるようになった確定拠出年金をするのがいいか、現在迷い中でございます。

 

最後に

保険選びって迷いますね。

私が今度乗り換えを検討している医療保険は終身保障60歳払い済みだと総支払い額は100万近く。

 

生涯通しても、100万近い給付金を受け取る可能性なんてあるのか!?なんて冷静に考えてしまうと本当に医療保険って必要なの!?と思ってしまいます。

でも心配性だから結局保険入ってしまうんですけどね。

 

ベストな保険を見つけて、安心保障に守られつつ、貯蓄をコツコツ増やしていきましょう~!

 

保険加入を検討中の方は、一度専門家の無料相談を受けることをおすすめします。
家庭と家計に優しい保険を提案してもらえますよ!(^o^)

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