親が死んだ時、相続でもめたり損するケースと、親の生前にしておくべき対策

40代、50代にもなると、親が死んだ時、どんな手続きが必要になるんだろう、相続の問題もあるな…と、なんとなく考えることがあると思います。

 

70代以降の両親、または父か母どちらかが健在で、

 親に隠れた借金がある可能性
 兄弟(姉妹)がいる
 兄弟仲が良くない
 兄弟は仲がいいが、その配偶者と仲が悪い

 

なんて人たちは、要注意!

相続で不幸になるかも!?

 

そこで今回は、相続でもめた事例を見ていきつつ、相続や贈与の対策は生前から準備しておくといいですよ、というお話をしたいと思います。

 

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相続問題で兄弟(姉妹)もめるケースは多い

兄弟(姉妹)がいる場合、親の相続を機に、関係がギスギスしてしまう、という話はけっこう多いようです。

相続でもめる

 

参考に、質問サイト等のぞいてみましたが、

 

■親の介護をしてあげたのに、遺産の取り分が半々では納得がいかない

■兄弟(姉妹)に多めに遺産を渡すことには反対でないが、その配偶者にお金が流れてしまうのは納得がいかない

■長い間家族と疎遠だったのに、こういう時ばかり権利を主張

 

なんて質問が多数あります。

確かに…どれも納得の理由ですね。

 

壮絶な介護を自分にさせといて、遺産の取り分は半々、なんて話が良すぎますし、

兄弟は可愛くても、その配偶者は部外者であって、赤の他人に美味しいとこ取りされるようで、あまりいい気はしません。

兄弟の配偶者との仲が悪ければなおさらです。

 

で、一度相続問題で家族仲がギスギスしてしまうと、再び仲良い関係を修復するのはほぼ困難なよう。

お金がかかっていますからね…人間の本性、嫌な部分が丸見えになってしまった後で、もう仲良く…なんて無理ですよね。

 

そうならないためには、月並みですが、親の生前に、しっかり財産分与について話し合っておき、できれば遺言書を作っておくのがいいと思います。

 

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相続が終わった後に親の借金が発覚するケース

もしかすると、自分の親には借金があるかも…!?

という人も要注意。

 

相続の期限は死んでから3ヶ月以内です。

もし何か支払いを抱えてたとしても、月払いのものが多いので、相続期間3ヶ月の間に請求書が届くし、それを払わなければ電話が来るなりして、だいたいの債務に関しては、明らかになります。

 

支払うものが多くて、相続するとマイナスになるならば、相続は放棄すればいいです。

が、相続後に、思わぬところからの借金が発覚するケースもあるようで…。

 

下手すると、まさかの親の借金をかぶって、大損する可能性があります。

(実際には、予想外の借金である場合、相続財産を売ってしまったり、預金に手を付けていなければ、相続後でも相続放棄できる可能性はあるようです)

 

これも、避けたいケースですね。

 

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相続について話し合う機会を持つことが大切

相続でもめて不幸にならないようにするにはやっぱり、

親が元気なうち(頭もボケていないうち)にしっかり話し合う機会を持つことが大切です。

 

兄弟がいるなら、遺産はどんな取り分で分けるのか?

親が死んだ後の実家(不動産)は売却するのか?

実は…借金があったりするのか?

 

ちょっと勇気のいる話ですね。

お金のことだし、親本人に、あなたが死んだ後の話、というのはどうもしにくいものです…。

 

でも、年寄りのことなので、いつ体調を崩すか、認知症を発症するか、死んでしまうかも分かりません。

 

次はない、ぐらいの気持ちで、今度会った時にでも、勇気を出して相続や遺産分割について話し合う必要があります。

 

そうは言っても難しすぎる相続問題

親の生前に、しっかり相続について話し合うべき、とは思うのですが、

そうは言っても、相続って本当に複雑で、分からないことばかりです。

 

遺言書を書くと言っても、素人が書いた無茶な内容で、無効になるケースもありますし、

不動産は生前贈与の方がいいのかどうかとか、正直、調べるのが大変です。

 

相続税法の改正もあったりする中で、素人の浅い知識では、損をしないように対策をとるのはなかなか難しいでしょう。

 

相続の生前対策は、専門家への相談を推奨

そこで、相続の生前対策は、専門家に頼ることをおすすめします。

相談

相続に関する専門家といえば、弁護士、司法書士、税理士などいますが、生前対策という点では、節税に詳しい税理士への相談がおすすめです。

(相続でもめそうな予感…という方は、弁護士への相談がいいようです)

 

でも、税理士なら誰でもいいというわけではありません。

税理士は、会社の決算、資金調達、税務調査、確定申告…他にもいろいろと、業務範囲が広く、それぞれ得意分野があります。

 

相続に多く関わってきた税理士さんは、当然、相続に関する知識が豊富ですが、普段別の分野を扱うことが多い税理士さんにとっては、相続はレアケースであり、知識が不十分なことが多いのです。

 

税理士1人が1年間に手掛ける相続税の申告件数はなんと0.72件。1人当たり1件もない。多くの税理士からすると、相続はたまに扱うものという位置づけだろう。

相続税のテスト合格者は1割にも満たない。つまり、全税理士の5%程しか試験を通ってない。言い換えると、95%が十分に勉強していない可能性がある。

出典:税理士は「相続税」が苦手!?

 

そこで今回は、相続・贈与を得意とする、税理士事務所をご紹介します。

東京、千葉、埼玉地区での相続税・贈与税相談になりますが、

 

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運営するのは、東京の荒川区日暮里にある税理士法人永瀬事務所さん。

相続・贈与の関連業務を年間で数十件手がけるという税理士集団で、各線「西日暮里」駅から徒歩1分の好立地にあります。

 

税法改正など、変動の激しい業界で、「最先端の情報収集と情報提供」に徹底しているそう。

相談は無料なのでお気軽に連絡してみて下さい。

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いざ親が亡くなってから、慌てて頼れる先を探すよりも、生前から、何かあった時はここ!と決めてあった方が、安心です。

 

相続・贈与に関する節税対策は、生前にしかできないものもあります。

後々慌てることのないように、お早めのご相談を!

【追記】ついに我が家も介護が始まった!?

2019.5月追記。

義両親が要介護状態に!施設へ入ってもらった話」という記事に書きましたが、70代後半の義両親が昨年中ついに老々介護の限界に達し、2人とも老人ホーム行きとなりました。

義母の「介護なんていらん!自分たちで何とかする!」という強い姿勢に私たち夫婦はなすすべもなく、在宅介護の段階をとびこえて老人ホーム行きとなりましたが、それでも私たち夫婦で負担したことはそれなりにありました。
(詳細は「義両親の介護で我が家がした手続き等、身内の負担は何気に多いので覚悟すべし」という記事にて。)

もし兄弟いたら
「お前が手続きやってくれよ!」
「じゃあその分お金はそっちで出してくれよ」

なんてもめごとになりかねなかっただろな~とつくづく思います。

まとめ

こんな人は要注意!

 親に隠れた借金がある可能性
 兄弟(姉妹)がいる
 兄弟仲が良くない
 兄弟は仲がいいが、その配偶者と仲が悪い

って、私もチェックが3つぐらいはついてしまいます…。

両親・義両親、みな健在で、うち70代が3人で、エックスデーはそう遠くありません。

 

同じような状況の方は、そろそろ真剣に親が死んだ時のこと、考えた方がいいですよね。

ちょっと腰が重いですが、相続不幸にならないよう、しっかり対策とりましょう!

 

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